四天王への挑戦 第3戦
もう完全に意地になっています。
採れるまで通い続けてやろうか!と。
ただ、σ^^なんか足元にも及ばない遥かに採集スキルの高い方々からも「難攻不落」とまで呼ばれているモノが、採集できのか?と。
過去に実績のある方が、再度、採れた場所に出向いても採れないことも多いそうで、圧倒的に数が少ないのか広範囲に散らばっているのか・・・・
採集スキルに加えて運も味方につける必要がありそうです。
・・・どちらも乏しいσ^^は、一体どうすれば良いのだろう?って、毎日悩んでいます。
そんなこんなで、先週末も出撃してきました!
えぇ、出撃だけはね・・・・T_T
採集可能なくらいに明るくなった時間帯に現地に到着しました。
車を農道脇に停め、より迷惑にならない車を停められる場所を探しつつ、転々とする倒木やごみ溜りなどを確認していきました。
目的としていた採集場所(雑木林的なところ)近くに良い駐車スペースが見つかったので、車に戻りそこに向けて走りだしました。
しかし、そこに行くまでの農道の道幅が狭く、駐車場所直前にある曲がり角で脱輪しそうな状況でした。
脱輪したら洒落にならないので、前に進むことを諦め迂回することにして、バックで今来た道を戻ります。
バックで数十メートルほど戻ったところで、農道脇に空地がありました。
このままずーっとバックで農道を戻るのもかったるいので、その空地でUターンすることにしました。
少し危険な感じがしたので、一旦、車を降りて空地の状態を確認です。
前日の雨の影響からか若干ぬかるんではいるけど、大丈夫そうだな、と。
感の良い方なら、この時点で、これから始まる悲劇を予想できていることでしょうね。
・・・はい、その悲劇が起きました(T_T)
面識はございませんが、尊敬している先輩虫屋さんの言葉を借りて表現すると、「ダークゾーン」です。
体重62.5㎏のσ^^では問題は無かったのですが、2トン近くある車には大問題だったようです。
スタックしてしまい、前にも後ろにもいかない状態になってしまいました。
以前の車は4輪駆動、昨年買い換えた今の車は、車体価格や燃費を考慮して(というよりもお金をケチって^^;)2輪駆動。
少々の悪路なんか、よ・ゆ・う・!という以前の気持ちが残っていたのがいけなかったようです。
しばし呆然。
農地ですが、近くに民家もありますし、携帯電話も圏内。
民家に駆け込んで助けてもらうこともできますし、ロードサービスに連絡してレッカーに来てもらうことも可能な状態です。
少し悩んだ末に出した結論は、「自力で頑張ろう!」でした。
自力で脱出するために必要なものを考えて、タイヤの滑り止め用の板と土を掘るものと判断です。
土を掘るものは非力ながらも手クワがあるので、それを使うことにして、板を探します。
すぐに見つかりました。
用水路にかけてあった人が渡るための板でしょうか。
少々短いですが、これを利用します。
手クワで土というか泥を掘って、板切れをタイヤにかまします。
バックギアに入れて、脱出を試みましたが、タイヤは空回りです。
タイヤのかましが少ないかと思い、さらに土を掘ろうとしたのですが、手クワでは非力すぎました。
時間がかかりすぎます。
板を探しているときに、柄の取れた錆まみれのスコップの金属部分が落ちていたのを思い出してそれを取りに行きました。
手クワに比べてはるかに効率よく土が掘れます。
ただ、板きれのかまし具合を増やしてみたものの、車は動きません。
冷静になり車をよく観察してみると、車のお腹が地面についているようでタイヤが空回りしていることに気づきます。
さらに掘りが必要になりました。
金具部分だけのスコップでは、効率も悪く時間ばかりかかってしまいます。
そういえば、確かこの場所に来るときの通り道にホームセンターがあった気がしました。。
スマフォを取り出してMapを確認。
(昨年のパンクのときと違って圏内は助かります^^;)
間違いなくホームセンターはありました!
工事wを中断して歩いてホームセンターに向かいました。
15分ほどかけてホームセンターに到着。
目的は、スコップの購入でした^^;
(価格は980円)
帰り道の雑木林に寄り道をして気分転換で倒木を崩したりしながら現場に戻りました。
工事を再開です。
完全体なスコップの威力は絶大でした。
タイヤの周り、前方部の下回りが、あっという間に掘削完了です。
もっと早くに買いに行ってれば良かった^^;
そして、再度、車に乗り込み脱出を試みます。
な、な、なんと!動きました!!
・・・1mほどorz
たった1mほどです・・・とほほ。
板切れの長さが短くて、タイヤがまた泥に嵌ってしまっているのが理由と判断し、再度板切れをかますべくタイヤ周りの泥を堀ました。
そして、再チャレンジ!
・・・動きません(>_<)
1mの間は前後に動けますが、それ以上はダメです。
多分、またお腹が地面についているのでしょう・・・・(T_T)
・・・とほほ
再度、掘り始めます。
しばらくすると、突然、後ろから声をかけられました。
集中して掘っていたので気付きませんでしたが、軽トラが近くに止まっています。
60歳には到達していないと思われる農家の人でした。
農「どぉした?」
m「いやぁ、ここでUターンしようとしたら、スタックしちゃいました^^;ひょっとしてこちらの土地の所有者の方ですか?」
農「そうだ、地主だけど」
m「すみません、掘った場所は後でちゃんと埋め戻しておきますので」
農「そんなんどうでも良いよ、それよりもレッカー呼んだほうが良いんじゃねぇーか?」
m「もう少し頑張ってみて、ダメならロードサービス呼びます」
なんて会話から始まり、しばらく地主さんとお話をしていました。
なんと、この農道でスタックしたのはσ^^で3人目ということが分かりました^^;
スタック銀座です。
1.釣り人
・ルアーフィッシングのために訪れた
・農道の側溝に脱輪
・地主さんが、釣り人の許可を取り、知り合いのレッカー業者を呼んだ。
・救出後、お金(レッカー代)を払わずに逃亡。
・代金は、地主さんが支払った
(※ひでぇ、奴ですね)
2.アマチュアカメラマン
・鳥の写真撮影で訪れた
・農道の側溝に脱輪
・地主さんがトラクターで救出
3.虫採り(笑)
・マイマイカブリ採集で訪れた(笑)
・農地の空き地で泥まみれ(笑)
・スコップで自力で脱出を試みている(大笑)
なんて笑いながら会話を続けていましたが、そろそろ工事を再開wしようと思ったところで、地主さんから、
地主「にぃさんの車は重そうだからダメかもしれんけど、軽トラで引っ張ってみるか?」
と、超感激なお言葉をもらいました。
自力で頑張るといいつつ、もちろん、お言葉に甘えさせていただきました(笑)
そして地主さんが持参したチェーンで、軽トラとつなぎ牽引開始です。
2度ほど軽トラのエンストで動きませんでしたが、3度目の挑戦で、
ズルズルと・・・・
・・・文字通り、泥沼から抜け出すといいますか・・・
ようやく脱出できました!
地主さんに謝意を伝え、お礼をしたいので住所をお聞きしようとしたのですが、固辞されてしまいました。
恥ずかしそうに、「そんなんいいよぉ」と。
何度もお聞きしていたら、ひときわ大きな声で「いいよ!」と言われてしまいました^^;
知り合いでも何でもない他人のσ^^に対する優しさに感動しました(T_T)
なんて良い人なんでしょう・・・
みかえりなどこれっぽちも考えていない善意。
本当に嬉しかったです。
地主さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
σ^^も困っている人が居たら、たとえ他人でも自分のできる範囲のことはやりたいと思います。
その後、掘った後を埋め戻し、拝借した板とスコップの金具部分だけのものを洗って元の場所に戻しておきました。
この時点で14時半を少し過ぎていたと思います。
疲れ果てていたので帰宅することも考えましたが、、工事中に、気分転換で確認していた本来の採集場所の入り口付近で、こいつを見つけていました。
これは・・・期待が持てるかも?と^^;
疲れは溜まっておりましたが、1時間1本勝負で採集開始です。
いきなり、マイマイカブリの越冬場所としては良質な立ち枯れを発見してテンションマックスになりました。
・・・しかし、今ままでの南房総採集と同様に、良い物件なのに居ません。
居るのは、スズメバチと大・中・小のムカデばかりでした。
今回も、やっぱり駄目でした(T_T)
運にも相当見放されているようなので、作戦を練り直そうと思います。
今回も、
いわしのつみれ汁(今回は1杯のみ)
と、
いわしのさんが焼き(前回はアジのさんが焼き)
(いわしのほうがσ^^は好きかも)
を食べて帰りました。
採れるまで通い続けてやろうか!と。
ただ、σ^^なんか足元にも及ばない遥かに採集スキルの高い方々からも「難攻不落」とまで呼ばれているモノが、採集できのか?と。
過去に実績のある方が、再度、採れた場所に出向いても採れないことも多いそうで、圧倒的に数が少ないのか広範囲に散らばっているのか・・・・
採集スキルに加えて運も味方につける必要がありそうです。
・・・どちらも乏しいσ^^は、一体どうすれば良いのだろう?って、毎日悩んでいます。
そんなこんなで、先週末も出撃してきました!
えぇ、出撃だけはね・・・・T_T
採集可能なくらいに明るくなった時間帯に現地に到着しました。
車を農道脇に停め、より迷惑にならない車を停められる場所を探しつつ、転々とする倒木やごみ溜りなどを確認していきました。
目的としていた採集場所(雑木林的なところ)近くに良い駐車スペースが見つかったので、車に戻りそこに向けて走りだしました。
しかし、そこに行くまでの農道の道幅が狭く、駐車場所直前にある曲がり角で脱輪しそうな状況でした。
脱輪したら洒落にならないので、前に進むことを諦め迂回することにして、バックで今来た道を戻ります。
バックで数十メートルほど戻ったところで、農道脇に空地がありました。
このままずーっとバックで農道を戻るのもかったるいので、その空地でUターンすることにしました。
少し危険な感じがしたので、一旦、車を降りて空地の状態を確認です。
前日の雨の影響からか若干ぬかるんではいるけど、大丈夫そうだな、と。
感の良い方なら、この時点で、これから始まる悲劇を予想できていることでしょうね。
・・・はい、その悲劇が起きました(T_T)
面識はございませんが、尊敬している先輩虫屋さんの言葉を借りて表現すると、「ダークゾーン」です。
体重62.5㎏のσ^^では問題は無かったのですが、2トン近くある車には大問題だったようです。
スタックしてしまい、前にも後ろにもいかない状態になってしまいました。
以前の車は4輪駆動、昨年買い換えた今の車は、車体価格や燃費を考慮して(というよりもお金をケチって^^;)2輪駆動。
少々の悪路なんか、よ・ゆ・う・!という以前の気持ちが残っていたのがいけなかったようです。
しばし呆然。
農地ですが、近くに民家もありますし、携帯電話も圏内。
民家に駆け込んで助けてもらうこともできますし、ロードサービスに連絡してレッカーに来てもらうことも可能な状態です。
少し悩んだ末に出した結論は、「自力で頑張ろう!」でした。
自力で脱出するために必要なものを考えて、タイヤの滑り止め用の板と土を掘るものと判断です。
土を掘るものは非力ながらも手クワがあるので、それを使うことにして、板を探します。
すぐに見つかりました。
用水路にかけてあった人が渡るための板でしょうか。
少々短いですが、これを利用します。
手クワで土というか泥を掘って、板切れをタイヤにかまします。
バックギアに入れて、脱出を試みましたが、タイヤは空回りです。
タイヤのかましが少ないかと思い、さらに土を掘ろうとしたのですが、手クワでは非力すぎました。
時間がかかりすぎます。
板を探しているときに、柄の取れた錆まみれのスコップの金属部分が落ちていたのを思い出してそれを取りに行きました。
手クワに比べてはるかに効率よく土が掘れます。
ただ、板きれのかまし具合を増やしてみたものの、車は動きません。
冷静になり車をよく観察してみると、車のお腹が地面についているようでタイヤが空回りしていることに気づきます。
さらに掘りが必要になりました。
金具部分だけのスコップでは、効率も悪く時間ばかりかかってしまいます。
そういえば、確かこの場所に来るときの通り道にホームセンターがあった気がしました。。
スマフォを取り出してMapを確認。
(昨年のパンクのときと違って圏内は助かります^^;)
間違いなくホームセンターはありました!
工事wを中断して歩いてホームセンターに向かいました。
15分ほどかけてホームセンターに到着。
目的は、スコップの購入でした^^;
(価格は980円)
帰り道の雑木林に寄り道をして気分転換で倒木を崩したりしながら現場に戻りました。
工事を再開です。
完全体なスコップの威力は絶大でした。
タイヤの周り、前方部の下回りが、あっという間に掘削完了です。
もっと早くに買いに行ってれば良かった^^;
そして、再度、車に乗り込み脱出を試みます。
な、な、なんと!動きました!!
・・・1mほどorz
たった1mほどです・・・とほほ。
板切れの長さが短くて、タイヤがまた泥に嵌ってしまっているのが理由と判断し、再度板切れをかますべくタイヤ周りの泥を堀ました。
そして、再チャレンジ!
・・・動きません(>_<)
1mの間は前後に動けますが、それ以上はダメです。
多分、またお腹が地面についているのでしょう・・・・(T_T)
・・・とほほ
再度、掘り始めます。
しばらくすると、突然、後ろから声をかけられました。
集中して掘っていたので気付きませんでしたが、軽トラが近くに止まっています。
60歳には到達していないと思われる農家の人でした。
農「どぉした?」
m「いやぁ、ここでUターンしようとしたら、スタックしちゃいました^^;ひょっとしてこちらの土地の所有者の方ですか?」
農「そうだ、地主だけど」
m「すみません、掘った場所は後でちゃんと埋め戻しておきますので」
農「そんなんどうでも良いよ、それよりもレッカー呼んだほうが良いんじゃねぇーか?」
m「もう少し頑張ってみて、ダメならロードサービス呼びます」
なんて会話から始まり、しばらく地主さんとお話をしていました。
なんと、この農道でスタックしたのはσ^^で3人目ということが分かりました^^;
スタック銀座です。
1.釣り人
・ルアーフィッシングのために訪れた
・農道の側溝に脱輪
・地主さんが、釣り人の許可を取り、知り合いのレッカー業者を呼んだ。
・救出後、お金(レッカー代)を払わずに逃亡。
・代金は、地主さんが支払った
(※ひでぇ、奴ですね)
2.アマチュアカメラマン
・鳥の写真撮影で訪れた
・農道の側溝に脱輪
・地主さんがトラクターで救出
3.虫採り(笑)
・マイマイカブリ採集で訪れた(笑)
・農地の空き地で泥まみれ(笑)
・スコップで自力で脱出を試みている(大笑)
なんて笑いながら会話を続けていましたが、そろそろ工事を再開wしようと思ったところで、地主さんから、
地主「にぃさんの車は重そうだからダメかもしれんけど、軽トラで引っ張ってみるか?」
と、超感激なお言葉をもらいました。
自力で頑張るといいつつ、もちろん、お言葉に甘えさせていただきました(笑)
そして地主さんが持参したチェーンで、軽トラとつなぎ牽引開始です。
2度ほど軽トラのエンストで動きませんでしたが、3度目の挑戦で、
ズルズルと・・・・
・・・文字通り、泥沼から抜け出すといいますか・・・
ようやく脱出できました!
地主さんに謝意を伝え、お礼をしたいので住所をお聞きしようとしたのですが、固辞されてしまいました。
恥ずかしそうに、「そんなんいいよぉ」と。
何度もお聞きしていたら、ひときわ大きな声で「いいよ!」と言われてしまいました^^;
知り合いでも何でもない他人のσ^^に対する優しさに感動しました(T_T)
なんて良い人なんでしょう・・・
みかえりなどこれっぽちも考えていない善意。
本当に嬉しかったです。
地主さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
σ^^も困っている人が居たら、たとえ他人でも自分のできる範囲のことはやりたいと思います。
その後、掘った後を埋め戻し、拝借した板とスコップの金具部分だけのものを洗って元の場所に戻しておきました。
この時点で14時半を少し過ぎていたと思います。
疲れ果てていたので帰宅することも考えましたが、、工事中に、気分転換で確認していた本来の採集場所の入り口付近で、こいつを見つけていました。
これは・・・期待が持てるかも?と^^;
疲れは溜まっておりましたが、1時間1本勝負で採集開始です。
いきなり、マイマイカブリの越冬場所としては良質な立ち枯れを発見してテンションマックスになりました。
・・・しかし、今ままでの南房総採集と同様に、良い物件なのに居ません。
居るのは、スズメバチと大・中・小のムカデばかりでした。
今回も、やっぱり駄目でした(T_T)
運にも相当見放されているようなので、作戦を練り直そうと思います。
今回も、
いわしのつみれ汁(今回は1杯のみ)
と、
いわしのさんが焼き(前回はアジのさんが焼き)
(いわしのほうがσ^^は好きかも)
を食べて帰りました。
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